【ついに解決!】とろみ長持ちの秘密

料理

皆さま、料理は得意ですか?

私は料理が嫌いな訳ではないのですが、めんどくさがりが災いして中々レベルが上がりません。中には、何度やってもうまくいかない料理も多々あり、その中の一つに、料理に付けた“とろみ”が、時間が経つとシャビシャビの水っぽいものに戻ってしまう、というものがありました。それが最近になってやっと解決したのです。

あんかけ野菜炒めを作っても、とろみ付きの中華スープを作っても、時間が経つごとに緩くなり、翌日には冷蔵庫の中でただの液体に…。

その原因は、

『投入する直前に片栗粉を水に溶いていたから』

でした。

少なくとも私の場合は、それが一番の理由だったようです。過去に調べた中には、

  • 投入してから1分以上加熱する
  • 火を止めてから水溶き片栗粉を投入する

などの対処法もありましたが、いくら実践してもとろみが消えてしまうことには変わりありませんでした。ですが、

『事前に水溶き片栗粉を作っておく』

これで長年の悩みが解決しました。とろみをつけるレシピの時には、一番初めに水溶き片栗粉を作っておく。これで翌日にもとろみがついたままの状態が保てるようになったのです。

さて、どうして事前に水溶き片栗粉を作って置くだけで解決したのか。それにはちゃんと理由がありまして、デンプンというのは、水を加えて加熱すると、一定の温度より一気に水分を吸収し、膨張して粘性の高い糊状になります。これを糊化と呼びます。

この性質を利用して料理に使うのですが、投入直前に水で溶いただけのデンプンは水分が中まで浸透しておらず、一つ一つの粒の表面しか糊化しません。その為、時間が経つと簡単に液体状に戻ってしまうのですね。

事前にじっくり中まで水分を含ませておけば、粒の中心まで糊化して液状に戻りにくくなるのです。

とろみがすぐに無くなってしまうとお悩みのあなた!一度試してみてくださいね。

ちなみに、「1分以上加熱する」ことも必要ですし、「火を止めてから投入する」こともダマ対策として有効です!

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